こんにちは、BAKE Inc.インハウスエディターの名和(@miiko_nnn)です。 みなさんは学生時代、どんなアルバイトをしていましたか?カフェ、アパレル、電気屋さん、イベントスタッフ、塾講師……。 学校に通いながらのアルバイトってなんだか大人になったみたいで嬉しかった反面、「仕事」という慣れないミッションにはものすごい責任を感じてしまいましたよね。 今から5年前になるでしょうか…私はパスタ屋さんでバイトをしていたのですが、毎日緊張していて笑顔がひきつり気味だったのをよく覚えています(パスタ運ぶだけの簡単なお仕事)。当時店長だった社員さんは、いつもテキパキ接客していて、明るくて、なんでこんな毎日仕事してるのに、元気で無敵なんだろうと思っていました。 月日は流れ、当時アルバイト時代の店長さんと近い年齢になり、同僚として働くBAKEの店長さん3名にインタビューすることとなりました。 学生アルバイトスタッフからは頼れる店長さんも、色々悩んだり、ピンチになったりしているんだと知りました。5年前私に色々教えてくれた店長さんも、ほんとは大変な思いをしていたのかもしれません…..。 今回はBAKEのお店で働いてよかったなぁと感じる瞬間や、ほんとに大変なことって何?!という、裏側の話まで赤裸々に公開します。
1.チーズタルトの美味しさに感動して、BAKEに飛び込んだ古株メンバー。BAKE CHEESE TART店長さんのインタビュー 2.パティシエ視点の改善で、商品とブランドを支える存在に。RINGO店長さんのインタビュー 3.「食✕マネジメント」を軸に、大手企業の営業職を経てお菓子屋さんに。Zクロッカンシューザクザク店長さんのインタビュー
ーー木戸場さんは今、BAKEに入社して何年目ですか? 木戸場:3年目ですね。 ーーそうすると、BAKEの中ではかなりの古株ですね…!当時はまだメンバーも少なかったと思うのですがBAKEで働こうと思った理由はなんでしょう? 木戸場:初めてBAKEのチーズタルトを食べた時、めちゃくちゃ感動したんですよ。 ーー普段からお菓子はよく食べるんですか?? 木戸場:いやいや、全然ですよ。詳しくないどころか、お菓子を食べるタイプではなかったんです。 ーーえ?! 木戸場:たまたま新宿で見かけて、友達とふらっと立ち寄って、食べて…。 ーーそして、美味しさに感動して、働こう!と決意したのがまたすごい。 木戸場:ちょうど仕事を探していたのと求人のタイミングが重なって、面接で真太郎さん(BAKEの社長ですが、みんな真太郎さんと呼びます)と話したんです。 ーー面接で社長と話すって、めちゃくちゃスタートアップらしいですよね。 木戸場:そうですね!当時は真太郎さん面接までやってたんだなって、思います。そこで色々と話して、BAKEならステップアップしていけそうだなと思ったので社員として入社を決意しました。
ーーBAKEのお店で働いていて、よかったな!と思う瞬間は? 木戸場:やっぱりお客様から「おいしかったよ」と直接言ってもらえることですね。 ーー私はオフィス勤務なのでなかなかその声を聞くことができないのですが……それはすごく嬉しい瞬間ですね。 木戸場:わたしがBAKEに入るきっかけが「おいしい!」という感動だったので、たくさんのお客様にこの美味しさを体験して欲しいという思いを持ちながら、日々本気でお店に立っていますよ! ーー本気っぷりがよく伝わります…!そんな中での、今後の目標を教えてください。 木戸場:店舗から本社の仕事にチャレンジしたいですね。店長を2年務めたからこそ、現場に必要な改善も見えていると思います。店長さんや店舗スタッフさんを、心から支えてあげられる存在になりたいですね。 ーー木戸場店長、ありがとうございました!
ーーさっそくですが、小阪さんはパティシエからの転職と聞きました。 小阪:はい。6年間パティシエとして、結婚式場やケーキ屋さんで働いてました。 ーーすごい。パティシエって華やかなイメージですが、実際はかなり大変なお仕事なんですよね。 小阪:そう。私の場合、体力も給与面もなかなか厳しくて…そんな中で働き続けていくのは、ちょっと難しいと感じていました。そこで、転職を決意したんです。 ーーでも、なぜBAKEに転職したんでしょう? 関東圏のBAKEでは、パティシエを募集していなかったですよね。 小阪:入社の決め手は、パティシエとして働いて培った知識や技術を生かせることと、働く環境や休暇の制度などが整っていること、でした。 ーーなるほど。実際はたらいてみてどうですか? 小阪:働いている人も、会社も若いから、みんなが知識や経験を振り絞って、新しいことに常にチャレンジしているなぁと思います! ーーパティシエとしての知識や経験は生かせますか? 小阪:現場ですごく役立てた!と思う場面は多いです。 ーーたとえば? 小阪:RINGOの生地がうまく膨らまないということがあって。 ーーえ、そんなことが。 小阪:まだ新ブランドとしてオープンしてすぐだと、想定外のトラブルもあります。 ーーでも、お客様はいらっしゃるし、お店をクローズすることも、膨らまないままご提供することもできませんよね? 小阪:はい。でも製菓の専門知識があるので、パイがふくらむ仕組みや、生地のこともわかるんです。たとえば焼く位置や、時間を微調整してみると、ちゃんと商品としてお届けできるようになりました。 ーーむちゃくちゃ心強い存在です。 小阪:お菓子作りの知識があるからこそ、正しい改善案も提案できますし、こうやってトラブル解決できると「よっしゃ」って思うんですよ〜。 ーー今後、BAKEでやりたいことや夢があれば教えてください。 小阪:今後はやっぱりパティシエというポジションで、これから発信していくブランドに関わっていきたいです。 ーー小阪さんがつくった開発中のお菓子、いただきました!美味しかったです。新ブランドの候補になっていますよね。 小阪:ありがとうございます。 ーー最後に、BAKEの社風についてどう思いますか? 小阪:私のように新しく入ってくる人にも、他のメンバーと同じように色々なことにチャレンジさせてくれます。そしてチャレンジしたいという思いを実現できるように、協力してくれる社風だと思います! ーーありがとうございました。
ーーさっそくですが、転職してBAKEで働こうと思った理由を教えてください! 川崎:実はBAKEは4社目なんです。新卒の頃から「食」を軸にキャリアを積んでいて。 ーーどんなお仕事をされていたんですか?やはり接客業を? 川崎:マーケティング、製菓専門学校の企画・営業、富裕層向けの海外バケーションの提案・営業を経て、BAKEにジョインしました。 ーーものすごいキャリアですね?! 川崎:とんでもないです。今の店舗業務に興味を持ったのは、営業、生産管理、雇用管理…様々な要素があるからですかね。これまで単独でのお仕事が多かったんですが、今回は30人程のスタッフを抱えるチーム制。一人一人が大切なチカラです。「食✕マネジメント」を軸に、これまでとは違った楽しみがあるんですよ。 ーー入社後はどんな仕事をされていましたか? 川崎:入社後3ヶ月間はザクザクの店舗をまわって、4月末に新ブランド「Zクロッカンシューザクザク」の立ち上げをすることになったんです。もともと0から新しいものを作り上げることがやりたかったから、すごく良いチャンスでした。
ーー新ブランドを担当するにあたって、どう思いましたか? 川崎:わたしは「食育」というテーマも、仕事を通して考えたいと思っていて、だからソラマチは子供連れのお客様も多いですし、ぴったりだったかも。 ーー工房一体型の店舗だからつくっている様子も見えるし、お菓子工場って感じですよね。 川崎:普通の箱売りのお菓子じゃないから、興味津々に見てくれる子もいますよ。BAKEのお菓子から「食」に興味を持ったり、お店に立ち寄ることで五感を使って、何かを感じてくれたらいいなと思います。 ーーなるほど。そもそも、どうして「食」の中でもお菓子に興味を持たれたんでしょう? 川崎:お菓子って、メインの三食ではなく、余力で買って食べるもの。それがより人生を豊かにしてくれるし、遊び心をつかう領域だからこそ面白いと思ったんです。 ーー改めてBAKEのお店で働くうえで、制度や環境について感じたことを教えてください。 川崎:面接の段階で「今まさにつくっていってる段階なんだ」と正直、思いましたね。(笑) ーーなるほど…。働く環境が整った状態からの転職は、不安じゃなかったですか? 川崎:面接で、ちゃんと話してくれたんです。何も嘘をつかなかったんですよ。それでストンときて「じゃあ、お店の立場からも、一緒につくっていけばいいんだ」って思えた。 ーー成長途中の若い会社で働くのに、完璧な制度は求められませんよね。 川崎:もちろん制度に関しては、やっぱり大企業に比べてしまうと、まだまだだと思っています。でも、BAKEで働くならそこにこだわらないというか……逆に「もっとより良い環境をつくっていこう」としてくれてる人たちがたくさんいて。日々感謝してますね。 ーーより良い環境をつくろうとしてくれる人たち? 川崎:みんながそうですが、やっぱりお世話になっているのは人事の中西さんや、福田さんですね。しっかり対応しようと動いてくれているのがわかるから、現場から伝えられることは、伝えていかなきゃと思います。 ーー川崎さんにとって「お菓子を、進化させる」ことをどのように考えているか教えてください。 川崎:お菓子の価値を高め、お菓子が扱われるシーンを増やしたいですね。そのためにも、店舗に立つ私たちは、提供商品に付加価値をつけられるように、サービス面を強化したいと思っていて。 ーー店舗は、商品とお客様をつなぐ場所でもありますね。 川崎:そう。商品開発やPRなど多くのスタッフが結束して一商品を生み出しますが、私たちは最終的に商品とお客様を繋ぐ場に立ちます。そこに責任を感じますが、ワクワクもしますね!BAKEのお菓子に付加価値を生み出すことが、今のわたしたちが店頭に立つ意義。そこをわたしが担いたいなと思っています。 ーーとっても濃いインタビューとなりました。川崎店長ありがとうございます! ・・・・・・・・・ いかがでしたでしょうか。前編でインタビューした3名はそれぞれ転職からBAKEでのキャリアをスタートさせました。後半ではアルバイトから社員として活躍するキャリアケースや、新卒採用の店長さんのインタビューを公開予定です。 また、現在BAKE Inc.のブランドでは、店舗でのお仕事に興味のある方を募集しています。
・東京駅・丸の内に焼きたてチーズタルトBAKEが登場!駅構内の商業施設「グランスタ丸の内」にオープンします! ・たった1年半で、海外に20店舗以上オープンしているBAKE Inc.のお店。最前線で開拓してるのはこの女性! ・BAKE Inc.初の和菓子ブランド・生どら焼き専門店「DOU(ドウ)」が5月末、東京都内にオープン!