2016.08.16

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入社後たった半年でリーダーになった21歳。でも、「この人がリーダーで大丈夫?」だなんて言わせない!

入社後たった半年でリーダーになった21歳。でも、「この人がリーダーで大丈夫?」だなんて言わせない!

2016.08.16

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こんにちは!インターンの樽見です! 新宿駅ナカにある2.5坪という小さな敷地に「BAKE CHEESE TART」がオープンしたのが、2014年2月のこと。株式会社BAKEにとって、はじめてのお店でした。

BAKE CHEESE TART 新宿店
BAKE CHEESE TART 新宿店

そこから3年。「BAKE CHEESE TART」に加えて「クロッカンシューザクザク」と「焼きたてカスタードアップルパイRINGO」という3ブランドが、日本全国とアジア各国で今日も元気に営業しています。店舗数は合計で28店舗!

クロッカンシュー ザクザク
焼きたてカスタードアップルパイ RINGO
焼きたてカスタードアップルパイ RINGO

1店舗目のオープン時には2人きりだったスタッフも、今は国内だけでも450人近くという大所帯になりました。 そんなBAKEを見た方から「一体、現場はどうなっているの?」という疑問の声がチラホラ……。うん…無理もないですね……!! 3年間で25店舗展開した裏側は、一体どうなっているのでしょうか。ということで、今日のTHE BAKE MAGAZINEでは現場の最前線で働く「店長さん」を経験しているお二人にご登場していただきます!! 木戸場昂(きどばこう)さんと櫻打優貴(さくらうちゆうき)さんです。

左:木戸場さん 右:櫻打さん
左:木戸場さん 右:櫻打さん

櫻打さんはザクザク新宿店の勤務後、BAKE CHEESE TART自由が丘店や川崎店での店長経験を経て、今は8月5日にオープンしたばかりの立川店の店長として、立ち上げ時から大きな責任のもと働かれています。 そして木戸場さんはBAKE CHEESE TART新宿店、自由が丘店、そしてRINGO池袋店の店長経験を経て、池袋・神奈川エリアのエリアマネージャー。タイ・バンコクのお店のオープニング時にも、現地スタッフへの教育にあたっていました。(写真左端が木戸場さん。タイのスタッフのみなさんと一緒にオープニング!) コップンカー この豊富すぎる店長経験にエリアマネージャーへの昇格や、責任ある新規店舗へのアサイン……お二人が、どれだけの飲食店舗経験者かと思いますよね…… が。なんと、おふたりとも24歳……! 私のたった2つ上です。お若い! どんな経緯で店長になったのでしょうか?どんな役を担っているのでしょうか? お話を伺いました。

お店に立って、改めて感じた商品の可能性

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まずは、2014年に入社されたという櫻打さん。BAKEに入る前はどのようなお仕事をされていたんですか?

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僕は、北海道でBAKEの兄弟会社である「きのとや」の工場で、社員として働いていました。まだ、BAKE社長の真太郎さんも「きのとや」の一員だった頃です。

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「きのとや」は真太郎さんのお父さんが創業された洋菓子屋さんですよね。そこの製造工場で働かれていたんですね!

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はい。当時、真太郎さんが「冷製チーズタルト(ブルーベリー)」を改良して、「焼きたてチーズタルト」を開発したんですが、それがどんどん人気が出て。多い時には僕ひとりで、チーズタルトを1日1万個以上作ることもあったんですよ。当時お店に置かれていたチーズタルトは全部僕が作っていたと言ってもいいくらい。

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チーズタルトのヒットの裏側に櫻打さんがの努力が……まさに、チーズタルト職人だったんですね。

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そんな感じです(笑)。当時はとにかく寝ても覚めてもチーズタルトに没頭していましたね。

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その頃の櫻打さんは、きのとやで「新人賞」をもらってたらしいですよ。僕は後で聞いた話ですが、きのとやの方々が「社内のすごい賞だよ」って言ってました。

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スゴイ!

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でも、おかしな話に聞こえるかもしれないんですが、毎日チーズタルトを作っていると、どんどん感覚が麻痺してくるんですよね。外の評判は良いのに、自分の中で「本当にこれはお客さまに喜んでもらえるお菓子なのかな?」って、よくわからなくなってくるんです。

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チーズタルトの見すぎでゲシュタルト崩壊を起こす訳ですね。

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そうです。そんな中、真太郎さんが「東京で『株式会社BAKE』という別会社を立ち上げます!」と単身東京に行き、その後「焼きたてチーズタルト」を東京で売り始めることが決まったんです。 僕は「うちのチーズタルトが、東京でも受け入れられるのか…」と不安になったし、そう思っていた人は少なからずいたんです。

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我が子が、都会でやっていけるのかどうか……という親心のようなものですね。

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はい。でも、いざ東京にBAKE CHEESE TARTがオープンしてしばらく経った頃、「僕も、東京に行って、お客さんの反応を近くで見てみたい!」と思ったんです。そこで2014年の9月から株式会社BAKEに参加することに決めて、東京に引っ越してきました。

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チーズタルトを追いかけて、北海道から東京へ…!

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あ、でも最初に配属されたのは「クロッカンシューザクザク」の新宿店でした。

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では、チーズタルトだらけの毎日から、ザクザクだらけの毎日に?

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はい(笑)。でも本当に斬新でしたね。それまで工場で黙々とお菓子を作っていたのが、ザクザク新宿店で勤務してみると、自分が作ったカスタードを自分が焼き上げた生地に充填して、そのまますぐにお客様の手に渡すことが出来るんです。「今ここにいるお客様のために作っている」ということを実感しました。

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顔が見えるのは、嬉しいですね!

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はい。その後は同じく新宿のチーズタルトの方でも働いていたのですが、新宿という街中で、想像を遥かに超えたたくさんの方が、チーズタルトやクロッカンシューザクザクに関心をもってくださっていて。みんな「美味しい!」と言って食べてくれていました。 その時心底驚いたんですよね。「僕が毎日毎日作っていたものは、こんなに可能性のあるお菓子だったんだ!」って。

任されたからには、やるしかない

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すごく素敵なお話ですね。……そしてその頃、木戸場さんは?

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僕はその頃、ずっとビデオ屋でアルバイトしてました。

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それはまた、全然違うお仕事だったんですね。

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そうなんです。でも、当時の彼女が「お菓子の食べ比べをしよう!」といって、その中のひとつにBAKEがあったんです。 わざわざお菓子を買いにいく…ということもなかったので、あまり乗り気ではなかったんですが、彼女がどうしても食べたいというので新宿まで行って……。 でも、食べてみたらすごく美味しくって。本当に美味しくて。こんなの食べたことない!!って、感動しました。

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そしてBAKEに入社を?

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いや、その時は「美味しいなこれ」と感動しただけです(笑)。 でも、そろそろどこかで正社員として働きたいな…と思いはじめて。求人サイトを見ていたらBAKEの募集を見つけました。 「これ、あのとき食べた美味しいお菓子のところじゃん!」って。

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美味しい記憶が、再び!

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はい。それで、条件や待遇が僕にぴったりだと思って応募したんです。 いまでも覚えているんですが、面接は新宿のカフェ。ストア事業部長の田村さんと代表の真太郎さんと僕の3人でした。 バイトの面接だったのですが、「いずれ正社員になりたいんです」とお伝えしたら、ちょうど何ヶ月後かにBAKE CHEESE TARTの大宮店がオープンするタイミングだったということもあり、「店長候補としてがんばってみませんか」というありがたいお話をいただいて……

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おぉ、木戸場さんの希望通りに…!

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はい。でも、飲食関係のアルバイトが初めてだったので、不安もあって。そのこともお伝えしたんです。そうしたら、「半年間アルバイトをして、半年契約社員、そして半年社員やって慣れてから店長」という道筋を作ってくれたんですよ。

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すごく、いい会社ですね!

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でもなぜか、その面接から約1ヶ月半後には新宿のBAKEで店長をしていたんですよね(爆笑)

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あれっ……なぜ……キャリアアップの筋道はどこに?!

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あぁ、人材不足だっだったんじゃないかな……。

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うん、その頃は深刻な人手不足だったね。

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まぁ、もうやるしかないですよね(笑)

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(これ、書いてもいいのかな……)

  ※「深刻な人手不足」の真偽を、取材後お二人の先輩である田村さんに確認したところ…

チーズタルト田村

「すみません…ほんとに人がいなかったんです。当時会社にいた社員が木戸場さん一人になり、白羽の矢が立った。その節は本当にありがとうございました。今は組織も大きくなり、そんなこともなくなりましたが…教育制度もままならない中で、様々な事件が起こり、それでも手を抜くことなくがむしゃらに頑張ってきてくれたお二人には感謝しております。でもまだまだ共に頑張りましょう」 とのことでした!!  

 

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前任の店長さんからの引き継ぎ期間は一ヶ月。「今仕事を覚えなくちゃ!」というプレッシャーの中、必死に頑張っていましたね。シフトも作ったことがなかったので、「シフト 作り方」でググってみたり(笑)。

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なんと。

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初めは苦労したこともありましたが、おかげで自分で考えて仕事をする、という力はついたかなと思います。

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結果オーライ、ということ…?!

まずは誰よりもできるようになって、仕事に対する信頼を得る

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「店長」というと、社員・アルバイトさんをまとめる立場でもあると思うのですが、コミュニケーションはどのようにされているのでしょう?

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僕はずっと工場でチーズタルトを作っていたし、一人で黙々と仕事をこなすタイプだったんです。でも、同じことを店舗でやっていると、みんなが離れていっちゃったんですよね。僕以外のみんなは和気あいあいとしているのに、僕だけただ真面目に仕事をしている、みたいな。

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ふむむ。

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だから、まずはそれをやめました。しっかりとみんなとコミュニケーションをとって。仕事関係の人だとしても、まず人として繋がっていたいなと思って、積極的に話しかけていったんです。そうするとお店の雰囲気もどんどんよくなって、仕事もしやすくなった気がします。

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僕は、自分が店長なのに、なぜかスタッフ全員年上ということがありましたね。中にはお菓子作りを何年もやってきました、というスタッフもいるわけで。 僕はお菓子作りの経験が全くなかったので、そこは特にコンプレックスでした。 でもやっぱり店舗のスタッフさんからしたら、僕が店長であることに変わりはなくって。年齢とか前職とかは一切関係ないんですよね。

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木戸場さんが店長をする上で掴んだものはありますか?

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まずは、人が率先してやらないようなことも含めて、仕事に取り組むように努めることですかね。 そして、年上のスタッフさんも、お菓子に詳しいスタッフさんも……みんな僕からは出せないアイディアをもっているから、そこは本当に頼っています。 みんなの意見をもらって、より良い方に進めていくのが僕の仕事なんだと思っています。

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僕も、「この人が店長で大丈夫?」って思われたら終わりだと思っています。自分がスタッフの立場でも、上に立つ人にめちゃくちゃな指示されるのは嫌ですもんね。 だから、まずは周囲からの信頼を得られるように必死に頑張りました。まずそこで信頼を獲得してから、「僕はこういう方法でうまくいったから、やってみたらどう?」というような提案ができるように、スタッフさんをサポートしています。

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店長さんは、誰よりも努力される立場にあるんですね……!

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僕の持論ですが、「僕からお願いして、スタッフさんみんなで仕事シェアしている」というふうに考えているんです。社員一人では絶対にお店は成り立たない。だから、僕はみんなの意見をできるだけ尊重したいと思っています。

若いから、という理由で判断されない環境

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「人材不足」とも言われていましたが、BAKEのこの環境。ぶっちゃけていかがでしょう…?

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仕事をやりきる根性と体力さえあれば、本当にありがたいなと思います。 新ブランド「焼きたてカスタードアップルパイ RINGO」 の立ち上げに参加したときは、大きな責任が伴う仕事がありましたし、自分にできるかという不安もあったのですが…… 。それと同時に、僕を信用して任せてもらえているというやりがいを感じました。

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それは僕も一緒です。経験が十分にあるとは言えない状態でも、挑戦させてくれる会社はありがたい。「まだ経験が浅くて…」とか「急に言われても…」とか、やらない理由だって挙げられるかもしれません。そんなことより今は、信頼してもらって、仕事を任せてもらえることのほうがずっと嬉しい。

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代表の真太郎さんはよく、「BAKEはフラットな職場ですか?」って聞いていますよね。

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それは、確かにそう。僕達みたいな若いスタッフからも、提案しやすい空気ですね。

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僕は以前、バレンタインに「チョコレートチーズタルト」をやってみたい……という提案をしたことがあります。 真太郎さんやデザイナーさんなどいろんな方に協力していただいて、2016年の2月、バレンタイン限定フレーバーとして実際にお店に並びました。 チョコタルト

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店頭に立っていると、「パッケージが可愛い!」「次いつやるの?」という声も聞けたので嬉しかったです。 お店のスタッフからも「楽しかった!」とか「制服が変わって嬉しかった」とか、そういうポジティブな感想がきけたので、提案して良かったな……と感じています。

2016年バレンタイン期間限定の制服
2016年バレンタイン期間限定の制服
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では最後の質問に。同い年のお二人は、お互いに意識することはありますか?

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そうですね。私は結構意識していますね。「木戸場さんは今頑張っているのか~」と考えると、悔しいんですよね。絶対負けたくない!と思っています(笑)。

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えっ。僕はライバル意識っていうよりは、頼りにしていますね。よく二人で飲みにも行きますし。 櫻打さんはチーズタルトの製造から入っているから、お菓子の根本的なことが僕よりわかっている。だから、すごく相談に乗ってもらっています。まぁライバルという気持ちもなくはないのですが(笑)。お互いに刺激しあういい関係だと思っています!

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素敵な関係ですね。ありがとうございました! th_kidoba_sakurauti_t さて。BAKEの現場の様子、少しでもお伝え出来たでしょうか……!関東のお店では、この二人が働く姿が見れるかもしれませんので、ぜひ覗いてみてくださいね。 ちなみに、この二人の先輩でもあるストア事業部長の田村さんのインタビューはこちら。 >スタートアップに「2番目」に入社するのはどんな人?逆境を逆境と感じない、BAKEのタフなマネージャー 櫻打さん、木戸場さん、そして田村さん……BAKEのスタッフに共通することがあるとすると、それは「逆境を逆境と感じないポジティブさ」なのかもしれません。いつもみなさん前向きで、カッコイイんです。 そんなお菓子のスタートアップ・BAKEでは、これからどんな仲間が増えていくのでしょうか? 2017年の新卒採用はマイナビから、中途採用情報はいつもWantedlyに掲載しています! ・マイナビ(新卒採用)Wantedly(中途採用) Text by 樽見 (@trmyuka)

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