こんにちは!インターンの樽見です。 アパートの1室で、たった一人から始まったBAKE。今ではアルバイトさんを含め、一緒に働く仲間は450人以上になりました。 「どんな人が働いているのか?どんな仕事をしているのか 」という疑問にお答えする、先輩社員インタビュー。THE BAKE MAGAZINE内での記事数もだんだんと増えてきました。 そしてありがたいことに、外部のメディアでBAKEの社員を取り上げていただくことも。 改めて、インタビューで聞いたそれぞれの印象的な言葉や想いを振り返っていきたいと思います。
2013年創業・長沼真太郎さん(代表)
私がBAKEでインターンをするきっかけとなった、代表である長沼真太郎さんのブログ記事です。2015年の5月に書かれたこちらの文章。今は実現出来ていることもちらほら…!!
真太郎さん:「お菓子のスタートアップ」をビジネスとしてスケールさせていくことで、僕たちは日本の製菓業界、そして第一次産業の収益構造を変えられる、と思っています。スタートアップに出来ること、例えば、自社のメディアを持って情報を発信すること 。エンジニアと協力してアイデアフルな店舗をつくること 。インターネット経由で直接原材料を仕入れること。自社で牧場を持ち、素材をグロースハックの考え方で育てること。やりたくてまだ出来ていないことは沢山あります。 失敗と挑戦を続けていくことで、お菓子に関わるみんながワクワクするような、新しい価値を見出したいと思っています。それが僕らのミッションです。
・「お菓子のスタートアップ」を立ち上げて丸2年。1人から120人に増えたBAKEのこれまでと、今後のミッション
2013年入社・田村涼さん(ストア事業部長)
行き先未定だった大学卒業後、突然の誘いでお菓子屋さんに入社したり、BAKE自体の仕事がほとんどない状態で真太郎さんを追って東京へ来て、手探りながらWeb制作業務をしたり。「タフガイ」こと田村さんのインタビューには、私もとてもびっくりしました。
田村さん:今ね、ホントに仕事が楽しいんですよ。真太郎さんはどんどんチャレンジしていきますけど、それが彼の魅力ですから。 現場のことはこっちに任せて、止まらずにどんどんポンポンやってもらいたいですね
・スタートアップに「2番目」に入社するのはどんな人?逆境を逆境と感じない、BAKEのタフなマネージャー
2013年入社・McConnell Wade(プログラマー)
ビジネスモデルも、職場環境も、まだなにも確立されていないBAKEのオフィス(というか、住居兼のアパート)に「Airbnbのお客さん」 としてアメリカからやって来たマック。あっという間にPICTCAKEのサービスを構築してBAKEの成長を助けた、まさにスーパーマンでした。今はビザの関係で東京オフィスはなく、バンコクからのリモートワークでBAKEの仕事をしています。
マックさん:離れていても、みんながとても良くしてくれるから働きやすいよ! 真太郎のことも好きだし、BAKEのやっていることも共感している。どんどん成長していくのもすごく良いし、自分がその初期メンバーであることも誇りなんだ。
・大学には行かず、16歳で起業。ニューヨーク、東京、バンコクで仕事をしてきたアメリカ人エンジニアのお話
2013年入社・長沼有紀さん(デザイナー)
BAKE最初のデザイナーは、実は真太郎さんのお姉さん。これまでに制作会社勤務と、フリーランスでのアーティスト活動を経験した、センス溢れるユキさんのインタビューはとても人気です!
ユキさん:BAKEに限ったことかも知れませんが、もう「なんでも出来る!」ってことですね。新規ブランドもどんどん立ち上がるし、やりたければなんでも作ることが出来る。リスクよりもチャレンジを重要視している社風ですから、「これはダメ」ってことが何もないんです。 お客様の様子を毎日自分の目で見て、新しいデザインを考えられるのは、やっぱり制作会社では叶わなかったことです。
・美大を卒業して、制作会社で働くか、メーカーのインハウスデザイナーになるか、それともフリーランスになるか?
2013年入社・野崎彩花さん(デザイナー)
こちらは、THE BAKE MAGAZINEではなく「はたらくビビビット」に取材していただいた記事です。 BAKEのクリエイティブ事業部中心メンバーの一人でもある野崎さん。その物作りの根底には、相手への思いやりがあるんだなと感じました。
野崎さん:スタートアップは、社長との距離も近くて、社内に対する意見もすぐ通りますし、やる気に満ち溢れている社員が多いです。若ければ若いほど、チャレンジできることがたくさんできます。私もコーディングやデザインの実績はありませんでしたが、今ではアプリのデザインを任せてもらえるようになりました。何かをやりたいと思う意思の強さが生きる環境 だと思います。
・STARTUP DESIGN vol.03|株式会社BAKE デザイナー 野崎 彩花さん(はたらくビビビット)
2014年入社・三宅啓司さん(管理本部長)
地方銀行からスタートアップという、真逆といっても過言ではないような環境に飛び込んだ管理部長の三宅さん。一見とても落ち着いていらっしゃるのですが、お話を聞くと好奇心あふれる方なんです。
三宅さん:今どんどん会社の規模が大きくなっていますが、どれだけ大きくなっても対応できるような仕組みづくりをしたいですね。 管理部の仕事は、実際に店舗に立ったり、ブランドの方向性を考えたり…という直接的なものではありません。でも、お菓子屋さんのスタートアップの裏方として、数値管理や法務的な部分を後押しすること。それが僕の仕事で、会社の成長を支えていきたいですね。
・地元・岡山の銀行から、東京のスタートアップへ27歳での転職。環境を大きく変えた理由とは?
2014年入社・貞清誠治さん(クリエイティブプランナー)
ちょうど1年前に公開した、クリエイティブプランナー・貞清さんのインタビュー。私、樽見にとってはじめての先輩インタビュー記事でした! 様々な試行錯誤を経て、1つのブランドが出来上がるんだなと改めて強く感じました。
貞清さん:各店舗のデザインはあえて雰囲気を変えています。 「地域の人から選ばれる街のスイーツ屋さん」というのは、大切な要素であると考えていて。「今日も来てくれてありがとう」とお話できるような、地域に密着した長い商売をやっていくのが理想です。 ですから、単純にチェーン展開するのではなく、地域、その町の人たちによって最適な形を考えています。
・同じ商品でも、こんなに変わる!?デザインとPRの力で大行列になったお菓子の舞台裏
2015年入社・清家恭子さん(店舗事業部 営業戦略担当)
大手メーカーからBAKEに転職された清家さん。いつも真摯に前向きに、お客様の立場で考えて仕事に取り組んでらっしゃる姿が印象的です。
清家さん:私にとって「大手」や「スタートアップ」という、会社の大きさは関係なくって、「どんな人が、どんなものを、どんな姿勢でつくっているか」のほうが大事でした 。 私は、マーケターという立場で販売促進をしていく上で、「良いものを作れば、ちゃんと人に届く」と考えています。もちろん届け方を考えるのがマーケティングなのですが。 目先の利益を優先して顧客や自社製品のクオリティがおろそかになったり、宣伝広告だけ成功して一時的に上手くいっても、長く愛されるブランドにはなりません。 その点BAKEは、自分たちのお菓子に対してまじめに、真摯に向き合っていると感じました。
・8年勤務した大手メーカーを退職し、スタートアップへ。そのモチベーションは「感動を作る」こと!
2015年入社・印牧正貴さん(海外事業部長)
印牧さんは、オーストラリアで寿司職人を目指していた……など異色の経歴をお持ちです。海外事業部をまとめるリーダーとして、無駄を省き、よりシンプルな働き方を日々実践されています!
印牧さん:BAKEで海外出張を任された場合、問題が発生してから都度帰国して社長や上司への判断を仰いでいるようじゃ、今のスピード感には追いつきません。それに、その人を海外に行かせた意味もない。 責任の大きい仕事だけど、何かミスが起こった場合はすべて責任を取るから、とにかく思い切って進めて欲しい、 と伝えています。じっとベストな選択を考え続けるのではなく、1歩でも早くベターな行動を実行していくことが、BAKEのルールです。
・ビジネスメールも、会議も、残業もいらない。世界1000店舗展開を目指す、BAKE海外進出の中心人物!
2015年入社・田谷あず咲さん(カスタマーサポート→オンライン事業部)
こちらはWantedlyで取材していただいた記事です。当時の田谷さんのお仕事は、お客様に一番近いところで接客をするカスタマーサポート。実はこの後、田谷さんはジョブチェンジして、現在はPICTCAKEの企画担当として日々働いていらっしゃいます!
田谷さん:これまで強く意識はしてこなかったのですが、BtoBよりもBtoCの方が自分には合っているなと感じます。初めてしゃべるようなお客さんと仲良くなって、BAKEの魅力を伝える。 そっちの方が、自分の良さを発揮できているのかなと思います。
・カフェスタッフ、商社営業を経て、BAKEのカスタマーサポートに。人とお菓子が大好きな26歳のリアル(Wantedly)
2015年入社・中西克彦さん(人事総務本部長)
「地元・北海道の農業を盛り上げたい」 という気持ちを昔から抱いていた、という人事部長の中西さん。商社を辞めて、BAKEへ転職し、研修先になったのは十勝の牧場。その様子を、とても楽しそうにお話してくださいました……!
中西さん:(高校の同級生である)真太郎が、「お菓子のスタートアップであるBAKEで、北海道をはじめとした第一次産業の活性化にも貢献していきたい」 という話をしていたんですね。そこで一気に話が進み、BAKEへの転職を決意しました。 もちろん、最初から農業担当だと言われても全くの未経験ですが、初めは人事業務を担当するということになり、前職のキャリアを活かすことができると思いました。長期的にやりたい事があるし、今すぐ戦力にもなれる というのは、転職を決めた理由としても大きいですね。
・学生の頃から思い描いていた目標のために、大手商社からスタートアップへ。その研修先は、北海道の山奥にある牧場でした
2015年入社・春山佳久さん(オンライン事業部長)
宇宙工学、広告代理店、起業、そして事業譲渡などを経験してこられたという、驚きのキャリアを持つ春山さん。とてもチーム愛にあふれる方です。
春山さん:みんな前向きで、チーム全体がどんどん成長しているのが見えるんですよ。毎日の1つ1つの決断でどんどん会社が変わっていくのも、BAKEの面白味の一つですね。 もっとエンジニアさんが働きやすい環境をつくっていきたいし、チーム内で仕事を完結して実現スピードを上げていきたいですし、まだまだ色んな課題もあるのですが。 課題があって、たくさんの目標もあります。それをチームで作り上げて、きちんとみなさんの前で形にできる日が楽しみです!
・宇宙工学、広告代理店、起業、そして事業譲渡。色んな道を経験した35歳の今、お菓子屋さんに転職してチームを育てる毎日
インハウスデザイナーは、もっと面白い仕事になる! お菓子のスタートアップBAKEの挑戦
左から阿座上さん、貞清さん、ユキさん
THE BAKE MAGAZINE内でもご紹介しているアートディレクターの長沼有紀さんとクリエイティブプランナーの貞清誠治さんに加え、現コーポレートコミュニケーション室の阿座上陽平さんをCINRA.JOBにて記事にしていただきました!インハウスデザイナーとしての面白味や、楽しさ、どうブランディングしていくのかについてのお話です。 <
阿座上さん:店舗もパッケージもサービスもメディアもWEBサイトも、すべてがBAKEのお菓子にまつわるもの。お菓子は自分で食べるだけではなくて、友達や取引先にお土産として持って行く人もいる。その場合、パッケージが素敵だと、持って行くほうも、受け取るほうもワクワクします。メディアやSNSでBAKEを知って、店舗に足を運んでくれる人もいるでしょう。そうしたすべてのワクワクした体験をデザインしたい と思っています。 貞清さん:BAKEはデザインに理解がある会社ですし、感度の良いスタッフが集まってきている。「イケてないことはやりたくない 」と思っているメンバーと一緒に仕事できるのは楽しいですよ。やっぱりキーワードは「ワクワク」ですね。BAKEで働いているとワクワクするんです。 ユキさん:「このデザインはBAKEっぽいな」と思われるようなデザイン を確立していきたいですし、デザインの観点からも商品を提案していきたい。そういったことに魅力を感じてくれる方と一緒に、たくさんのワクワクを作っていきたいです。
・インハウスデザイナーは、もっと面白い仕事になる! お菓子のスタートアップBAKEの挑戦(CINRA JOB)
スターバックスが、シアトルを有名にしたように。BAKEは世界中で、北海道のスイーツを有名にしたい
最後にご紹介するのは、真太郎さんと、そのお父様であり「きのとや」の長沼昭夫会長の親子対談です。二人の関係性や築いてこられたものが、いまのBAKEを形作る欠かせない要員なんだなと改めて感じました。
真太郎さん:父の前でこんな大きなことを言うのは少し憚られるのですが……僕は、世界で勝負出来る、日本を代表する製菓企業を作りたい。 それは、北海道で暮らしていた子ども時からの思いです。北海道には、本当に美味しい原材料があって、あんなに美味しいお菓子がある。それが世界のマーケットで勝てないはずがないと思っています。 昭夫会長:会長職を退いても、これからもずっと、BAKEの応援団の一人であり続けたいですね。
・スターバックスが、シアトルを有名にしたように。BAKEは世界中で、北海道のスイーツを有名にしたい
もっと詳しく知りたい!という方は…
BAKEには、様々なバックグラウンドをもった方が働いています。THE BAKE MAGAZINEのインターンとして先輩社員の皆さんにインタビューをしている私は、知らない世界のお話を聞くことができて、とても楽しいです。 もっと詳しく知りたい!という方は、ぜひ以下のWantedlyからご連絡ください。 ・株式会社BAKE Wantedly BAKEを作る人たちの言葉や想いを、今後もすこしずつ皆さんにご紹介していけたらな、と思います。よろしくお願いします! Text by 樽見祐佳(@trmyuka )