こんにちは! THE BAKE MAGAZINE編集長の塩谷です。 日頃はTHE BAKE MAGAZINEのアクセス解析などを書いておりますが、今日はわたしの大好きなFacebookに関するハウツーをお届けしたいと同時に、ぜひみなさまからの「これが良いよ!」というご意見も募集したいと思います。m(_ _)m ですが実際、ハウツーにこだわる以前に その記事や写真が魅力的であればリーチは伸びるし、つまらなければ全然伸びないということに尽きるなぁと思わされます。 ですがそれでも、「こうした方が見やすい!」「少しでも興味をそそられる!」というポイントについて考えていきたいと思います。よろしくお付き合いください。
本記事での考察のベースになるのは、株式会社BAKEのFaebookページです。
現在2,533いいね!をいただいております。特筆するほどに多い数、という訳ではないのですが、これまでにFacebook広告を出したことはないので、1つ1つジワジワとオーガニックで押していただいた「いいね!」になります。ありがたいことです。 2015年4月7日にスタートしたので、ちょうど運営1周年。これまでにこのTHE BAKE MAGAZINEの更新お知らせを中心に、120個ほどの投稿をしてきました。 つまり3日に1ポストくらいなので、投稿数はちょっと少なめです。もうちょっと頑張りたいですね。
このグラフは、BAKEのFacebookページの「ファンがオンラインの時間帯」です。深夜2時〜朝8時くらいまでが顕著に低いので、その時間帯は避けるほうがベターです。 ただ、FacebookはTwitterとは違って、いいね!やコメントがつけば何度でも同じ記事がタイムライン上で浮上してきます。 (ちなみに、Twitterも自分の投稿にリプライを返す形で、再びタイムライン上にツイートを再浮上させることができます。朝のツイートを夜に再浮上させたりと、私たちライターがよく使う手法ですが、やりすぎると以下のツイートように「欲しがってる感」が出てしまいますので要注意です……)
がんばって調べたのでみてね?
— 塩谷舞(しおたん) (@ciotan) 2016年3月22日
そのため、 はい、Facebookの話に戻ります。 Facebookはいいね!やコメントがつけば何度でも同じ記事がタイムライン上で浮上してくるので、投稿は朝9時くらいがベストではないか? と思っています。1日のうちに何度もタイムライン上に浮上してくると、人目に触れる機会がぐっと増えるからです。 夜の投稿は次の日の朝にも浮上したりしますが「昨日のネタを今更シェアするのもなんだかなぁ」という心理が働き、ユーザーの食いつきが少し落ちてしまうのではないか? と考えています。※ただこちらは主観を多く含みますので、異なる分析結果などがあればぜひ教えてください!m(_ _)m
私は激しい夜型なので、だいたい深夜に次の日の朝のものを予約投稿しております……。 公開ボタン右の「▼」から予約投稿ができます。 ちなみに、TwitterだとTweetdeckを使えば、複数アカウントの管理や予約投稿が簡単に行えます! すごく便利なのでオススメです!
THE BAKE MAGAZINEはIT企業で働く方などが主な読者で、仕事中や休憩中に閲覧されることが多いです。そのため、金曜日の18時以降はガタッとリーチが落ちてしまいます。華金だから……。 この時間は、各メディアの記者も仕事から離れていることが多いので、「読まれたくない謝罪等のプレスリリースは金曜日夜に出す」という広報戦略もあるんだとか。 ちなみにTHE BAKE MAGAZINEは平日昼間の方が圧倒的に読まれやすいのですが、cake.tokyoのようなBtoCメディアは、夜寝る前や土日を中心に読まれています。
鉄板ですが、やはり人の顔と、美味しそうな食べ物はすごく強いです。 こちらは人の顔シリーズ。1万3千人にリーチしていたので、ページのファン(2500人)のおよそ5倍の目に触れたことになります。
本日、BAKEのあたらしいブランド『RINGO』を発表しましたその試食会の様子をお伝えします!https://www.bake-jp.com/magazine/?p=3758 株式会社BAKE(ベイク)/The BAKE Magazineさんの投稿 2016年2月18日
ちなみに上記の記事、THE BAKE MAGAZINEの一覧ではこのようなサムネイルとして表示しています。 Facebook用にはキャッチーな写真に、マガジン一覧ではスッキリ見える写真にしています。
上述したようにFacebookのタイムライン上でだけ表示写真を変える方法ですが、私はこの2つを主に使っています。 ・WordPressを使っている方であれば… All in one SEO Packというプラグインを入れれば、投稿画面内でFacebook用のサムネイルを選択することが出来ます。 こうすると、誰がFacebookでシェアしても「見せたいサムネイル」が表示されます! ・Facebookページで直接表示変更するには… Facebookページで投稿したときに、下に出てくる「+」をクリックすると、あたらしいサムネイルを追加することができます。そして、表示したくない画像をクリックすれば非表示に。また、複数画像を追加すると、以下のようにカルーセル表示されますし、画像ごとのリンク先やテキストを個別に編集することも可能です。
お土産で渡すと喜ばれること間違いなしスイーツ、「アントルメグラッセ」とは、、?>> http://cake.tokyo/archives/3013(下記リンク[↓]は、記事内でご紹介した店舗HPです) cake.tokyoさんの投稿 2016年2月10日
記事のサムネイル変更やカルーセル表示はFacebookの個人アカウントだと出来ないので、私はよく
という方法をとっております。 ただこの方法でサムネイルを変えた場合、直接URLを貼り付けてシェアする方の投稿では、本来のサムネイルが表示されてしまいます。
記事を投稿するとき、何も書かないとリーチは下がりやすい気がしています。かといって、長すぎるのも読み飛ばされがち……。 最適なのは、6行以内に収まる文字数(130文字くらい?)かなと。そうすると、「もっと見る」リンクが表示されません。 「もっと見る」が出ないほうが、比較的記事のクリックは伸びます。「もっと見る」をクリックして、リンク先まで飛ばずに満足してしまうユーザーも少なからずいるはずなので。 ただ、何文字目・何行目から「もっと見る」が表示されるのかどうかは以下の記事で細かく検証されているので、ご参考にどうぞ。 【Facebook】いったい投稿の何行目から「もっと見る」になるのか!?PC版・モバイル版ニュースフィードを徹底検証。|ガイアックス ソーシャルメディアラボ
リーチが伸びない! というときは、以下のような場合があてはまる、かもしれません。
などなど。 Facebookページに投稿してすぐに個人アカウントでいいね!やシェアをすると、リーチはかなり上がる……気がしております。でもやりすぎるとノイジーに感じられるので、頻度や内容がポイントですね…。 また、他にも原因はありそうなので、詳しい方はぜひ教えてください!m(_ _)m 逆に内容が魅力的であれば、画像が乱れていようが、「もっと見る」が表示されていようが、どこまでもリーチが伸びるので、細かいテクニックよりもコンテンツの質が全てだと思わされます。
では具体的に、1年間の運用の中でリーチを伸ばした投稿をみていきましょう。
【BAKEのオウンドメディアが出来ました!】BAKEの「お菓子にもっと新しい価値を」というコンセプトをお伝えしていくために、本日オウンドメディアを立ち上げました!THE BAKE… 株式会社BAKE(ベイク)/The BAKE Magazineさんの投稿 2015年5月8日
こちらは、THE BAKE MAGAZINEが出来て1つめの記事。 当時、まだ真太郎さんが取材を受ける機会も少なかったため、しっかりと会社のメッセージを伝えた記事も珍しく、真太郎さん本人の投稿からたくさんのシェアが生まれました。
オウンドメディアができました!BAKEを始めたきっかけ、最初に作った事務所の話など、結構しっかりと記事にしています。会社も大きくなってきて、弊社にも編集部ができました!株式会社BAKEとして大事にしていることは、今まで保守的な感じがする洋菓子業界の中で、スタートアップの「ノリ」で洋菓子事業をやることだと思っています。ということで、どんどん記事も仕込んでいるので、宜しくお願いします。 Shintaro Naganumaさんの投稿 2015年5月8日
記事の内容もドラマティックなストーリーだったので、BAKEのことを知らなかった方々からも多くの評判をいただき、公開後すぐに2万PVを達成しました。
BAKEにはインハウスではたらくデザイナーやエンジニアがいますが、社外のクリエイターと一緒にブランディングツールを制作することも。 ブランドの顔ともなる、Webサイト。どのようにして最適なパートナーを探せば良いのでしょうか? Web制作を行っている塩谷がお伝えします。https://www.bake-jp.com/magazine/?p=3178 株式会社BAKE(ベイク)/The BAKE Magazineさんの投稿 2016年1月10日
こちらは「便利!」と多くシェアされた、ノウハウ系の記事です。Web関連のノウハウは、インターネットユーザーにシェアされやすいですね。
BAKE CHEESE TART海外2店舗目となるタイ・バンコク店が11月24日にオープン!ですがその舞台裏では、大変なことが次々と……https://www.bake-jp.com/magazine/?p=2822 株式会社BAKE(ベイク)/The BAKE Magazineさんの投稿 2015年11月30日
こちらは海外事業部の印牧さんらが中心に大奮闘した、タイ・バンコク店の出店までのストーリー。過酷な現場を伝える記事に、「BAKEがんばれ!」という応援の声を多くいただきました(涙)。
以上、いかがでしたか? 色々と書かせてもらいましたが、わたしもFacebookの使いこなし術に関しては日々研究中。「こうした方がいいいよ!」などの声があれば、ぜひ教えてください!Facebookページのメッセなどでも受け付けています◎ また今回は、動画や画像の投稿に関してはあまり触れられなかったので、今後そのあたりも攻めていければと思っています。 最近流行りのお料理動画に関しては、こちらの記事で分析してみたので良かったらあわせてご覧ください! ・分散型メディアが強い!再生回数の多い国内外のお料理動画サイトと、秒数や動画パターンの傾向をまとめてみました 振り返ってみるとやはり、Facebookでは役に立つもの、感動するようなストーリー、画像が目立つものなどがシェアされる傾向が強いのです。ただ、コンテンツが本当に魅力的であるかどうかが一番重要。 魅力的なコンテンツ作りが出来るよう、これからも頑張ります!! Text by 塩谷舞 ( @ciotan )
・BAKEが振り返るオウンドメディアを育てた半年。運営方針からアクセスUPの小ワザまでを全公開! ・オウンドメディアをはじめて1ヶ月。すごい効果がありました
THE BAKE MAGAZINEでは週に2回、食や農業、デザイン、サイエンス、テクノロジーなどにまつわる記事を発信したり、BAKEの活動や働く人たちのストーリーをお伝えしています。 最新情報はこちらのアカウントでお届けします!https://t.co/LIxHbzNAS2
— 株式会社BAKE (@bake_jp) 2016年6月2日