焼きたてカスタードアップルパイ専門店「RINGO」は、2026年3月、ブランド誕生から10周年を迎えました。日頃よりRINGOをご愛顧いただいている皆さまに、改めて感謝を申し上げます。
この大きな節目を迎えるにあたり、私たちはブランド誕生時から大切にしてきた想いに向き合いました。
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「とっておきを、みんなのものへ。」
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特別なおいしさを、特別な誰かだけのものにしない。ご褒美としての「特別」を、もっと日常のなかへ、もっと多くの人へ。
この想いをさまざまなかたちにしてお届けする特別プロジェクト、「RINGO 10th ANNIVERSARY」がスタートします。
そして、このプロジェクトを私たちだけで完結させるのではなく、お客さまと一緒にかたちにしていきたい。そう考えて発足したのが、公募で選ばれた15名のアンバサダー「RINGO 10th 宣伝部」です。
今回、大きな節目に「RINGO 10th 宣伝部」を結成した背景には、ある大切なきっかけがありました。ブランドマネージャーの黒木は、その経緯をこう語ります。
「実は昨年の秋、期間限定商品の魅力をSNSで発信していただく『RINGO秋パイ宣伝部』を募集したんです。そのときに参加してくださった皆さんの投稿を見て、商品への理解の深さはもちろん、RINGOへの愛情が本当に伝わってきて。」
黒木は、当時を振り返りながら、こう続けます。
「もともとRINGOはブランド愛の強いお客さまが多いと感じていましたが、改めてその熱量に驚かされました。このファンの皆さまの存在と熱量こそが、10年続いてきたRINGOを支えてくれている原動力なのだと強く感じたんです。だからこそ、この10周年は、私たちから感謝をお伝えするだけではなく、あのとき感動をくれた皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思いました。」
そんな想いをきっかけに、『秋パイ宣伝部』の参加者の中から募集をし、公式アンバサダー『RINGO 10th 宣伝部』(以下、「宣伝部」)が誕生しました。
2月下旬、BAKE the SHOP 自由が丘店。
これから半年間、共にRINGOを盛り上げていただく宣伝部の皆さまをお招きし、キックオフイベントを開催しました。
イベントは、黒木によるトークセッションからスタート。目の前に集まった宣伝部の皆さまの笑顔を前に、黒木は「RINGOを愛してくださる皆さまとお会いできることをとても楽しみにしていました!」と、感無量の面持ちで挨拶しました。


最初のテーマは、10年前の2016年、池袋の1号店から始まった「RINGOのあゆみ」について。


「アップルパイの風雲児」として注目されたあの日から、
初のフレーバー「焼きたてチョコカスタードアップルパイ」が登場したり、
「焼きたてカスタードベリーパイ」のみを販売する “ベリージャックプロジェクト” を実施したり。

また、2020年には今や夏の定番商品となった「焼きたてカスタードピーチパイ」が登場、
2022年には、「カスタードアップルパイ」が公式オンラインショップ「BAKE the ONLINE」でご購入いただけるようになり、店舗のない地域の方にも商品を楽しんでいただけるようになりました。
試行錯誤を重ね、ひとつひとつ挑戦を積み重ねてきた10年間。
「この10周年を、これまで歩んできてくださったファンの皆さんと盛大にお祝いしたい!そして、もっと沢山の方にRINGOを知っていただきたいと思っています。そのために皆さんの力が必要です!」
黒木は、トークをそう締めくくり、最後にこれまで大切にしてきた言葉を、宣伝部の皆さんの前でもう一度共有しました。
「とっておきを、みんなのものへ。」
ファンの皆さんへの感謝を胸に、この原点をこれからも大切にしながら、次の10年を一緒につくっていきたい。そんな想いが込められているように思えました。
続いて登壇したのは、ブランド担当の今井。
「このパートをお聞きいただいて、ぜひ『RINGOマニア』になってください!」
そんな一言から、ブランドのこだわりを紹介するセッションがスタートしました。

セッションは、店舗設計やデザインに関するクイズを交えながら進行しました。
「RINGOの店舗は、全店舗ガラス張りである。◯か×か?」といった問いに、宣伝部の皆さまが◯×札を掲げて答え、会場には笑いもこぼれる和やかな時間となりました。
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クイズを通して語られたのは、RINGOが大切にしている視覚的なこだわりです。
一般的なアップルパイから連想される「カントリー調」や「家庭的」といったイメージとは少し異なり、RINGOでは「シンプルさ」を大切にしています。
モルタル素材を取り入れた無機質な空間や、木材を活かした温かみのある店舗など、空間ごとに表情はさまざま。それでも共通しているのは、余白を大切にした設計です。その理由は、ブランドカラーの赤や主役であるアップルパイをより際立たせるため。
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そしてもうひとつの特徴が、全店舗で導入しているガラス張りの設計です。
すべての店舗を「工房一体型」にすることで、焼き上げやクリーム注入の工程を間近に見ることができ、ライブ感のある体験を提供しています。

続いて語られたのは、ブランドデザインについて。
RINGOの象徴的な赤いパターンは、出荷されるりんごが箱に整然と詰められている様子をモチーフにしたもの。正円を規則正しく並べたこのデザインには、実は「おいしさを生み出す真摯な姿勢」が込められています。

RINGOでは材料選びから製造工程だけでなく、包み紙やショッパー、4個BOXといったツールにもその考え方を反映。商品を手に取る瞬間まで、RINGOらしい体験を届けたいと考えています。
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さらに驚きの声が上がったのは、独自フォントの存在。
2024年にフォントワークスさまと共同制作したオリジナルフォント「RINGO TYPE BOLD.」は、RINGOのブランドロゴから着想を得て開発され、A〜Zまで揃う本格仕様となっています。

「食品ブランドで独自フォントを持つ例は多くありません。細部まで世界観を統一すること。それも、RINGOというブランドづくりの重要な要素なんです!」と今井は語りました。
「RINGO TYPE BOLD.」についてはこちらの記事もご覧ください。
セッションは、RINGOの核心である「おいしさの秘密」へと進みます。
ここでも今井から投げかけられたクイズは「RINGOのパイ生地は72層である。◯か×か?」というもの。正解の「◯」が発表されると会場からは納得の声が上がりました。

驚くべきは、このパイ生地が北海道札幌市の自社工場で作られている「自家製」であることです。
「オリジナル配合の小麦粉にバターを混ぜ、生地玉を寝かせます。そこに発酵バターを練り込み、丁寧に折り込んでいきます。工場長によると、寝かせる時間だけでなく、温度や湿度によっても仕上がりが変わるため、環境づくりにとても気を付けているそうです!」

そのサクサクした食感と、食べ応えのある厚みの裏側には、手作業を交えた丁寧な手間が隠されていました。
続いて語られたのは、主役である「りんご(プレザーブ)」へのこだわりです。
RINGOの代名詞とも言えるゴロッとした食感を生み出すため、りんごは大きめのキューブ状にカット。さらに、さらに、味のバランスを整えるため、通常のふじりんごと、甘みの強い「葉とらずりんご」の両方を使用しています。
今井は「通常のりんごは、赤く色づかせるために周りの葉を摘み取ります。一方、『葉とらずりんご』は、葉を残したまま育てることで、葉が作り出す養分を果実に送り続けるため、甘みが非常に強くなるのが特徴です。酸味のある通常のふじりんごと、甘みの強い葉とらずりんごをブレンドすることで、理想的な味のバランスを追求しています」と、説明しました。

さらに、店舗での「後入れカスタード」や、クリームをなじませるための「2度焼き」など、RINGOのアップルパイは知れば知るほど奥深い構造を持っています。
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ここで、そのこだわりを体感していただくため、素材ごとの贅沢な食べ比べが行われました。
まずはパイ生地。
アップルパイに使われる「72層」と、オープンパイやミルフィーユに使われる「729層」を食べ比べます。
「いずれもサクサクした食感だけど、72層のほうが、よりエアリーな食感。商品ごとに最適な層数を使い分けているんです」という今井の解説に、宣伝部の皆さまも「こんなに違うんだ!」と驚きの表情を浮かべていました。実際に2種類の生地を食べ比べた宣伝部の方からは、こんな納得の声が上がりました。
「ほかのアップルパイだと生地がしっとりしているものも多いけれど、RINGOのアップルパイはどこを食べてもずっとサクサクですよね。その理由がようやく分かりました!」

続いて、2種類の「りんごプレザーブ」と、パイの最下層で全体を支える「りんごジャム」を試食いただきました。
「ジャムは、焼き上げの工程で全体をなじませ、爽やかな甘さを引き立てる名脇役なんです」と今井が解説します。

パイ生地、2種類のプレザーブ、りんごジャム、そしてカスタードクリーム。
これらすべての素材が最良のバランスで調和して、初めてRINGOのアップルパイは完成します。
最後に今井が「皆さん、RINGOマニアになれましたでしょうか?」と問いかけると、会場は温かな拍手に包まれました。素材の裏側にある真摯な姿勢を実際に体験したことで、宣伝部の皆さまにとっても、RINGOのこだわりをより深く実感していただける時間となったようです。
セッションの終盤、10周年プロジェクトの第1弾が発表されました。
昨年9月にSNSで実施された「もう一度食べたいアップルパイ」アンケートの結果、歴代の人気フレーバー4種(ベリー、ブルーベリー、ピスタチオ、3種のチーズ&はちみつ)から、
ファンが選んだ第1位は——
「焼きたて濃厚アップルパイ 3種のチーズ&はちみつ」でした!

この結果を受け、3月1日(日)から期間限定での復活発売が決定。
プレスリリース公開に合わせ、会場では宣伝部の皆さまに一足早く試食をしていただきました。
PR担当の五十嵐が「カスタード以外のクリームを採用した初めての商品で、当時も大きな反響をいただきました。ゴーダチーズとはちみつを合わせた『ハニーチーズクリーム』の濃厚なコク、そして天面のパルメザンチーズの香ばしさが、甘じょっぱい絶妙なハーモニーを生んでいます」と解説します。

一口頬張った宣伝部の皆さまからは、「おいしい!」「チーズの塩気がりんごと合う!」といった声が上がり、復活フレーバーの人気を実感する場となりました。ブランドが決めるのではなく、ファンが選んだものが復刻されるという点も、RINGOが大切にしている「とっておきを、みんなのものへ」を象徴しています。
さらに、イベントの最後には開発中の「りんごバタージャム」が特別に公開されました。

「店舗でパイを買って帰るだけでなく、より幅広くRINGOを楽しんでほしいという想いで開発をしています。」と五十嵐。ゴロッとしたりんごの食感はそのままに、バターを合わせることでアップルパイを連想させる濃厚な味わいに仕上げられています。
試食した宣伝部の皆さまからは、多彩なアイディアも。
「スコーンにつけても絶対おいしい!」
「お肉と一緒に煮込んでもよいかも!」
担当者からは「その食べ方、SNSで紹介させていただいてもいいですか!?(笑)」と声もあがり、運営メンバーにとっても参考になる時間となりました。今後、店舗だけでなく食卓にもRINGOを楽しむ機会が広がっていくかもしれません。
イベントの締めくくりには、参加者と社員による「おはなし会」が行われました。2つのチームに分かれ、RINGOの担当者と宣伝部の皆さまが膝を突き合わせて語り合う座談会です。

「お芋のフレーバーが好きでした!」
「旅行先の仙台で見かけたことがきっかけでRINGOを知りました。」
「職場の近くにRINGOの店舗があるので、アップルパイを買って、公園で昼食代わりに食べることもあります!」

直接顔を合わせることで、宣伝部の皆さま、お一人おひとりの「RINGOとの思い出」が自然に語られます。そのひとつひとつを受け止める時間は、穏やかでありながらも温かい熱気に包まれた交流の場となりました。
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イベント終了後、登壇した3名に、宣伝部の皆さまと過ごした感想を聞きました。
ブランドマネージャー・黒木:直接ファンのみなさまとお話させていただき、改めて愛されているブランドだと感じました!RINGO愛がすごく嬉しかったです。これからのRINGOを育てていく大切な仲間だと思っております。宣伝部のみなさまと一緒に更に愛されるRINGOを目指して参ります!
ブランド担当・今井:RINGOのこだわりをお伝えしながら、お客さまが頷いてくださっている姿を見て「より多くのお客さまへこのおいしさを届けたい!」と改めて感じることができました。10周年の企画が半年に渡って続きますが、『RINGOマニア』の皆さまと一緒に走り抜けていきたいです!
PR担当・五十嵐:ファンの皆さまと直接お話ししながら、RINGOの好きなところや期待していただいていることをたくさん伺うことができ、改めてRINGOを応援してくださる皆さまの存在の大きさを感じる時間となりました。宣伝部の活動は、ここからがスタート。RINGOの記念すべき10周年を、頼もしい宣伝部の皆さんとともに盛り上げていきたいと思います!
10周年イヤーは、この第1弾を皮切りに加速していきます。
4月には、世界中で愛される「ハローキティ」との特別なコラボレーションがスタート。さらに5月には、周年記念商品の発売も予定しています。
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「とっておきを、みんなのものへ」。
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この言葉を大切にしながら、RINGOはこれからの10年もファンの皆さまと一緒にブランドを育てていきます。今後の展開を楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
Text by 久保田 由美
RINGO
RINGOの商品はオンラインでもお買い求めいただけます。看板商品のカスタードアップルパイや、こだわりのりんごプレザーブを使ったRINGOフィナンシェなど。「とっておきを、みんなのものへ。」をお楽しみください。