お菓子そのもののおいしさだけでなく、各ブランドのパッケージやノベルティにも注目してもらえることの多いBAKE INC.のお菓子。
今回の記事では、これまでに制作したユニークなノベルティをピックアップしてご紹介します。
当時のメンバーと「チーズタルト専用のプレートを作ろう!」と企画が立ち上がって制作した『チーズタルト専用のプレート』です。
友人や家族などと2人でも楽しめるようにペアセットで製作し、ひとつはBAKE CHEESE TARTのロゴ、もうひとつはタルトのペーパーカップにも記載されている「Have a Good Day」のメッセージを入れました。
ドリンクとペアリングを楽しめるよう、プレートをマグカップにスタッキング出来る(※)仕様に。温かい飲み物をマグカップに入れプレートを上に重ねるとチーズタルトが少し温まり、よりおいしく食べることができるようデザインしました。
※マグカップのサイズによってはスタッキングできないものもあります。
デザイナー:和田武史
2019年にはじめて台湾にBAKE INC.のブランドを出店する際、「日本から台湾へ」をテーマに、台湾のイラストレーターKOH BODYさんにイラストを描いていただき『はがき』を制作しました。
イラストでは東京と台湾の代表的な景色を繋ぎ、BAKE INC.のお菓子が台湾へ届いていくイメージを表現してもらいました。
また「日本の文化を台湾にも伝えたい」という想いから『お守り』も作成しました。
どちらも色やイラストのスタイル、印刷などの調整に時間がかかりましたが、今でも特別な想いのあるノベルティです。
担当デザイナー:Aki Cheng
焼きたての商品が敬遠されがちな夏シーズンを盛り上げようと「夏らしく、赤くて丸いもの(RINGOだけに)」を社内でブレストした際、風鈴のアイデアが出て企画・制作した『FUURINGO』。
当時はまだ3店舗(池袋・川崎・天神)しかお店がなかったのですが、FUURINGOのために朝から並んでくださったお客様がいて感動したのを覚えています。
スマホを振ると風鈴が揺れるWebページも当時のメンバーに制作してもらい、世界中のハイクオリティなWebデザインを日々表彰している「CSS Winner」にて「SITE OF THE DAY」に選ばれたこともうれしかったですね。
担当デザイナー:河西宏尚
2017年のホリデーシーズンに制作した『スノードーム』はどんなテイストの部屋にも馴染むようにロゴを透明のクリア素材で作成し、ドーム内の雪を限界まで入れることで、雪が舞う楽しさを追求しました。
特に好評だった『スノードーム』。メンバーがコメントをくれました!
「私が雪国出身だからでしょうか。冬っぽいパッケージと相まって、焼きたてのチーズタルトを食べたくなります。」(デザイナー:加藤七実)
担当デザイナー:井手口直也
筆者は沖縄で生まれ育ったため、雪景色やスノードームに今でも憧れがあります。窓の近くに置いて、日の光が当たったときのきらめきを眺めてみたいなぁと思いました。
“お菓子の抱き枕をいつか作ってみたい”と思っていたところ、クロッカンシューザクザクのお正月おみくじの企画を聞き、提案と制作をしました。当時はRINGOを担当していたんですが、つい手を出してしまいました。
抱き枕の表と裏で同じ画像を使用しているのですが、つなぎ目に違和感がないよう画像を加工するのが少し大変でした。
モデルのサクちゃん(男の子)が現場に着いた途端、ハイテンションで部屋中を走り回り転んで鼻血を出してしまい、30分程で撮影が終了したというエピソードもあります。
担当デザイナー:河西宏尚
今回紹介した5つ以外にも、BAKE INC.ではお客さまによりお菓子を楽しんでもらえるよう、さまざまなノベルティを制作しています。
次はどのブランドからどんなノベルティが生まれるのでしょうか? 皆さんもぜひ楽しみにしていてくださいね!
執筆:屋宜美奈子