場所はJR川崎駅に直結するラゾーナのフードコート脇に位置します。人通りの多い道に面し、店舗や看板などの情報があふれています。いくら人気のBAKEといっても、近隣に新たに話題の店舗が生まれてくるような激戦区でもあるため、まだBAKEを知らない人に向けて店舗の存在感でコミュニケーションを図ることが必要です。

店舗の存在に気づいてもらうために、正面よりも側面が重要と考えました。行き交う人々の視界に入る機会を増やすために、光学的なトリックでチーズタルトがどこまでも続くように設計。この効果で、駅地下のスペースでも横へと広がっていく特異な存在の空間となっています。
また、黄色いチーズタルトを人々の脳裏にダイレクトに伝えるために、背景となる天井、壁、床、什器はクリアなハイライト〜グレー中間部〜墨黒で構成し、光沢のある美しいモノクロ写真のようです。川崎の人々にBAKEの心意気を伝え、新しい関係性が生まれる空間を目指しています。 / 井上隆夫